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コンテンツを増殖させる意味

窓から海を望むカフェ

「コンテンツを増殖させる」という言葉を聞くたびに、ぼくは少し違和感を覚えていました。

コンテンツを増やすこと自体に、いったいどんな意味があるのだろう。

でも最近、そのことについて自分の中で少し整理ができたような気がしています。

目次

「コンテンツを増殖させる」という言葉への違和感

「コンテンツを増殖させる」という言葉に、ずっと違和感がありました。

AIを使えば、記事を要約したり、別の形に書き直したりして、ひとつの内容を何倍にも増やすことができます。ブログの記事をもとに、Xの投稿を作り、YouTubeの台本を作り、メルマガを書き、さらに別の記事に展開する。そんなふうに、コンテンツをどんどん増やしていくことを「増殖」と呼ぶことがあります。

でも、正直に言うと、ぼくはこの「コンテンツを増殖させる」という言葉があまり好きではありません。どこか安易な感じがしてしまうからです。

コンテンツを増やすこと自体に、いったいどんな意味があるのだろう。ぼくは、コンテンツを増やすことよりも、思考を深めることの方が大切だと思っていました。そんな疑問を、ずっと持っていたのです。

同じ思考を、違う形で届ける

最近、ある動画をきっかけに、少し考え方が変わりました。生成AIを使ってコンテンツを展開していく方法が紹介されていたのですが、話を聞いているうちに、少し違う視点が見えてきました。

コンテンツを増やすというよりも、同じ思考を違う形で届けるという考え方です。

例えば、ひとつの記事を書いたとします。その記事の内容を動画として話すこともできますし、その中の一節をSNSで紹介することもできます。内容は同じでも、出会う人は違います。ブログを読む人もいれば、動画を見る人もいます。SNSで偶然見かける人もいます。

つまり、コンテンツを増やすというよりも、出会いの入口を増やすということなのかもしれないと思いました。

穏やか暮らし研究所の理念とビジョン

ぼくが運営している「穏やか暮らし研究所」では、ブログや発信、そしてビジネスを通じて、自由に穏やかに暮らす人が少しずつ増えていくことを目指しています。

そのために、次のような理念とビジョンを掲げています。

理念は「どんな価値観を大切にするのか」を表す言葉で、ビジョンは「どんな世界を目指しているのか」を表すイメージです。

少し長くなりますが、ここにその原文を紹介します。

理念

自由に穏やかに暮らそう

自由とは、時間と場所にしばられず、自分の裁量で決められること。
心も身体も健康で穏やかに暮らせること。
自分が望む場所で、自分自身で時間をコントロールできる暮らし。
最後の「…そう」は「一緒に」を表現しています。

こんな暮らしを実現したいという想いをこの理念に込めました。

ビジョン

自由で穏やかに暮らす大人のためのカフェ

どこまでも広がる海を望むロケーションで優しい空気に包まれ、ビジネスを通じてありたい姿を目指す人たちが集う穏やかな時間を過ごせる大人のためのカフェ。

どんな時にも寄りたくなる、通いたくなる、気軽にアクセスできる。いつでもくつろげて、いるだけでほっと安堵できる。そんな穏やかなカフェのような場所でありたいと思っています。

いつか思い出した時に、もう一度行ってみたい、しばらく離れていても、気軽な気持ちで心を寄せられる。そんなカフェがわたしたちの目指す世界観です。

このビジョンに登場するシチュエーションにはそれぞれ意味があります。「どこまでも広がる海を望むロケーション」には「自由」という価値観。「ビジネスを通じて」はそのまま「成果を得て」。「ありたい姿を目指す人」は「チャレンジする人」。そして「カフェ」という言葉には「穏やかな空間」という価値観を込めています。

コンテンツを増殖させる意味

この理念やビジョンを思い浮かべながら、もう一度「コンテンツを増殖させる」という言葉について考えてみました。

もし発信が広がり、コンテンツが増えていくことで、自由に穏やかに暮らせる人が少しずつ増えていくのなら。そして、そんな人たちがこのカフェのような場所にふらりと立ち寄ってくれるのなら。

コンテンツが増えていくことにも、きっと意味があるのだと思います。

コンテンツを増やすこと自体に、意味があるわけではありません。そのコンテンツを通して理念に出会う人が増え、自由に穏やかに暮らす人が少しずつ増えていく。

それならコンテンツを増やしていく意味があるのだなって、ぼくは思いました。

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